数字で見る相続 「男性81.41歳 女性 87.45歳」

厚生労働省が発表した『令和元年簡易生命表』によれば、2019年の日本人の平均寿命は男性81.41歳、女性87.45歳で、ともに過去最高を更新しました

 

高齢化が進む現代では、自身の相続について「まだまだ先のこと」と考えがちです

実際、弊社でご相談をお受けする方の多くも、「気にはなっている」から相談はしてみたけど、一方で、「まだ元気なので実感が湧かない、もうしばらく後で実感が湧いてきたら」準備を本格的に検討しよう、とお考えになるようです

しかし、その実感が湧いてきたときとは、まさに高齢になっておられたり体調を崩されたタイミングであることが多く、認知症を発症したり要介護状態になったりするリスクが上がり、遺言を残すなどの相続の準備ができなくなる可能性が法律的・時間的・物理的に高くなっています

「平均寿命」は生物学的な寿命でしかなく、その年齢まで健康であること・認知症を発症していないこととは、決して同義ではありません

さらに高齢の夫婦の場合、相続が続けて起こることも珍しくありません

仮に同年齢の夫婦が平均寿命のとおりに生きた場合、夫が亡くなってわずか6年で妻への二次相続が起こることになります

効果のある相続対策をして残された家族が困らないようにするためには、夫婦が互いに元気なうちに二次相続までを視野に入れた相続の準備を早めに始めることが望ましいでしょう

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