#144 不動産投資の基礎知識

インフレに強く大きな値崩リスクも低い不動産投資。最近では少額から始められる不動産投資の小口商品なども人気が出ています

不動産投資を始めるにあたり知っておくべき基礎知識について簡単に整理したいと思います

■家賃収入(インカムゲイン)と売却益(キャピタルゲイン)

(不動産投資に限らず)投資行為で得られる収益には大きく2つあり、『インカムゲイン』と『キャピタルゲイン』と呼ばれます

インカムゲインは、投資中に定期的に得られる家賃収入です。投資物件を購入して入居者に賃貸物件として貸し出す場合には、インカムゲインが期待できます。長期的に安定して収益が上げられるというメリットがある半面、空室になった場合には収益が得られないというデメリットもあります

キャピタルゲインは、不動産を売却したとき(投資の出口のタイミング)に得られる利益のことです

 

■『利回り』と『税金』

投資物件を購入する際に参考となる重要な指標の一つに「利回り」があります

利回りには「表面利回り」と「実質利回り」の2種類があります。物件情報に記載された利回りがどちらを指すのかを見極めるためにも2つの利回りについては押さえておく必要があります

表面利回りは、想定される年間の家賃収入を物件価格で割ったものです。たとえば物件価格が4000万円、想定年間家賃収入が400万円だった場合、表面利回りは【400万円÷4,000万円×100=10%】になります

ただ、表面利回りには修繕費などの経費は考慮されていません。そこで不動産の運営にかかる諸経費を考慮に入れて算出されたのが実質利回りです

不動産投資は以下のようなさまざまな税金がかかります。どのタイミングでどのような税金がどれくらいかかるのか、についてはしっかりと押さえておくべき知識でしょう

【不動産の購入時】

●不動産取得税、登録免許税、印紙税

【インカムゲイン・キャピタルゲイン】

●所得税、住民税

【その他】

●固定資産税

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