数字でみる相続 「1070億円」
1070億円とは、平成28事務年度の国税庁の相続税調査により指摘された、現金・預貯金の申告漏れ課税価格です
申告漏れの課税価格の総額は、3295億円 です
そのうち預貯金が占める割合はおよそ3分の1で、
有価証券 535億円、土地 383億円 に比べて断トツに多い数字となっています
中には意図的に隠蔽したものではなく、そもそも申告が必要とは知らずに放置していたケースも少なくないようです
預貯金の申告漏れを指摘される典型的なケースが、いわゆる『名義預金』といわれるものです
『名義預金』については、あすの記事でご紹介します
相続時に慌てないためにも、預貯金が名義預金となっていないか事前に確認し、場合によっては対策も必要でしょう