数字で見る相続 「76.9%」

「76.9%」とは、

平成28年の遺産分割事件における手続代理人弁護士の関与率です。

(『司法統計』より)

 

当事者のいずれかに手続代理人弁護士が関与した事件の割合は、長らく6割台で推移していましたが、

平成23年以降は毎年純増しており、

平成28年で76.9%(9,369件/12,188件)に達しました

 

遺産分割の相談を弁護士に依頼する傾向が強くなっていることがわかります

 

なお、手続代理人弁護士の関与がある事件の方が、関与がない事件よりも、

平均審理期間が長い傾向にあります

(平均12.3か月、弁護士の関与がない場合の1.6倍の時間かかっている)

 

遺産分割の長期化を見越して、相続対策の一つとして事前に『法的に有効な遺言書』と『相続財産の目録』を用意することも考えられます。

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