数字で見る相続 「10万5350件」
「10万5,350件」とは、
平成28年の『公正証書遺言』の作成件数です(日本公証人連合会の発表より)。
この件数は年々伸びており、平成12年と比べると4万件以上増加しています。
弊所においても、遺言書の作成に関するご相談やご提案をよく行います。
『公正証書遺言』とは、裁判官や検察官を経験した公証人が依頼者の意思を法律や形式の不備がないように書面化する遺言のことです。作成には手数料がかかりますが、遺言が無効になることは限りなく少ないです。
平成28年の死亡者数は129万6,000人。
そのうち、『公正証書遺言』を作成している人の割合はおよそ8%程度です。
今後もこの割合が増えてくれば、相続争いを防ぐきっかけになるかもしれません。