#25 相続した実家の活用方法
不動産を相続した人のうち8割が戸建を相続するといわれています。そのうちおよそ3割は空き家になっているそうです。相続した家をどのように活用するかが、今後、大きな課題になってくるでしょう。
■ 相続した実家の約3割が空き家に
相続した実家をどのようにしているか、については、
『空き家』のままで有効な活用をしていない人が3割にのぼるといわれています。
『相続人自身自分が住んでいる』という人も同じ程度にとどまり、
都心に住む人が地方の実家を相続するなど、他に居所がある人が相続した実家の活用に困り、空き家となるケースが多いです。
建物を放置しているすると、虫や雨風などによって建物の劣化や倒壊のリスクが高まります。
また、市街地にある空き家は、犯罪の温床になってしまう可能性も考えられます。
■ 駐車場にすると税金が高くなる!?
建物を取り壊して更地にし、駐車場として賃貸する人も増えてきています。
ただし、住宅を取り壊す場合は、固定資産税に注意する必要があります。
住宅用地には、税の負担を軽減する特例措置が設けられています。
しかし、住宅を取り壊したり、家屋の用途を変更したりすると、この特例の適用対象から外れるため、固定定資産税が高くなる可能性があります。
住宅を取り壊した場合の固定資産税については、自治体によって対応も異なりますので、一度役所の窓
口でご相談いただくか、自治体のホームページで確認されることをおすすめいたします。